ニュージーランド
Vol.3 ニュージーランド特産 ハニー・デュー篇

オックスフォードの森の中。
夏から秋にかけて、ミツバチが樹液由来の「甘露」を求めてやってきます。
甘露とは、アブラムシなどが樹液を舐めて余った糖分を排出したもの。
その量は僅か1ミリにも満たない為、ハチミツの雫「ハニー・デュー」と呼ばれています。

養蜂家のジェレミーさんは、近年大量発生したスズメバチがハニー・デューを食べ尽くすことに頭を抱えています。
彼は「オーガニック蜂蜜」にこだわっているため、とても苦労しているようです。
それでもハニー・デュー作りに情熱を燃やすのは、質の良いハチミツが採れた時に最高の気分になれるから。
栄養豊富なハニー・デューは、フルーツと合わせることで酸味と甘みがマッチしてとても美味しいそうです。
豊かな森と情熱が育む最高のハチミツです。