はちみつの品質管理のポイント

一、はちみつの採取

国内外の直営、提携養蜂場で採取したすべてのはちみつを「いつ、どこで、誰が」採取したものかを記録しています。

当社の技術者が現地で糖度、色をチェック。完熟した良質なはちみつだけを採取しています。


二、製造の過程

はちみつは45度を越えると色や香りが変わり、風味が損なわれるため、すべての工程を45度以下に保っています。

はちみつに含まれる花粉を残し、不純物だけを取り除くため、独自のフィルターによるろ過を行っています。

養蜂場での保管や輸送の際は、定温コンテナで20度を保っています。


三、科学的な分析

抗生物質や農薬については、第三者機関において180種を越える農薬を検査する残留農薬検査、抗生物質検査を実施。自社研究所でも検査を行い何重にもチェックしています。

はちみつ中の花粉の検査をはじめ、本来のはちみつの品質についてさまざまな検査を実施しています。

異性化糖など混ぜ物の検出に関しては「高速液体クロマトグラフ法」に加え、蜂蜜の国際規格に採用されている「炭素安定同位体比法」を採用し、万が一、製造過程で混入がないか確認しています。


  • 糖度測定

    糖度が基準を満たす完熟はちみつであることを確認します。

  • HMF含有量測定

    温度管理が不十分な場合に増加するHMF(ヒドロキシメチルフルフラール)の量を測定します。

  • 色の測定

    目視による比較に加え、色差計を使ってチェックします。

  • 蜜源花粉の確認

    光学顕微鏡で花粉を調べ、蜜源植物の種類と純度を確認します。

ウインドウを閉じる