山田養蜂場では「ひとりの人の健康のために」という企業理念にもとづき、健康寿命を延ばし、病気になりにくい身体をつくる「予防医学」の実践を推奨しています。
そうした考えのもとで、お客さまの潜在的な体質の特徴を知っていただくことが重要と考え、今回の「遺伝子検査」サービスを行うことにいたしました。
ヒトは、呼吸や運動をすることにより「活性酸素」が必然的に発生します。活性酸素は体内の細胞を酸化させ、タンパク質や脂質、ときには遺伝子をも攻撃し、健康を維持しようとする働きを弱めてしまいます。そのため本来、カラダには酸化を防ぐための抗酸化酸素をつくる能力が備わっています。
今回の検査では、抗酸化酵素を作る遺伝子(SOD2)のタイプを調べます。
あなたの抗酸化力の傾向が「標準」「やや低い」「低い」のどのタイプかわかります。
抗酸化酸素をつくる能力が弱いと活性酸素の過剰な働きを抑えることができず、病気を引き起こすことにもつながります。遺伝子を検査することによって抗酸化力を知り、生活習慣を見直しましょう。
抗酸化力に影響する遺伝子
活性酸素を除去する力が標準(16Ala/Ala型)、やや弱い(16Ala/Val型)、弱い(16Val/Val型)の3タイプに分類されます。
SOD2(スーパーオキシド・ジスムターゼ2)遺伝子は、スーパーオキシド(活性酸素)を除去する酵素を生成しています。SOD2の能力が低下している場合、活性酸素を効率的に除去できません。そのため、細胞の酸化やDNAの損傷などにより、老化が進行しやすい傾向にあると予測されます。