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![]() ![]() 城のなかは大さわぎでした。 シンはだれにもとがめられずに、城のおくにずんずんはいっていきました。 あるへやの前でシンはハッと足をとめました。王様の赤いマントがみえたからです。 王様は小さなベッドのわきに立っていました。 シンは急いでそこに行き、お姫様の首をみました。 なんということ(ミツバチのハリはささったままでした。 説明している時間はありませんでした。 シンは王様をおしのけるようにして手をのばし、お姫様の首からハリをぬきました。 王様はおどろいて画家をみました。 «そなたはなにものだ(» «わたしは旅のものです。そのようなことより、早く毒をすいださないと大変です» シンは気絶しているお姫様に«失礼»とひと声かけ、お姫様の首に口をつけました。 チュッと毒を吸いだし、ペッと手のひらにはきだしました。 これでひと安心。シンは手の甲でひたいの汗をぬぐいました。 王様はあっけにとられて画家をみていました。 まわりにいた城兵たちはふとどきものとみて、画家にいっせいにやりをむけました。 ![]()
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