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みつばちの童話と絵本のコンクール


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Picture09

王様はお姫様とおやつを食べていましたが、画家がはいってきたのをみて喜びました。
みずから席を立ち、お姫様とシンをひきあわせました。
お姫様はシンがすぐにきにいったようでした。
ほほをかすかに赤くそめながら、おれいをいいました。
シンは笑顔で王様とお姫様に誕生日のお祝をいい、それから真顔になりました。
«王様、国中のミツバチをみな殺せというご命令はほんとうですか"»
«ああ、そのことか»
王様にはのんきなところがあって、ミツバチのことなどきにもしていませんでした。
ついさきほど、魔女にまかせたこともすっかりわすれていたぐらいだったのです。
«ミツバチなど、この国からいなくなってもどういうことはなかろう»
«王様、それはちがいます»とシン。テーブル上のクロワッサンをゆびさしていいました。
«ミツバチがいなくなれば、このクロワッサンにハチミツをぬることもできません»
«それはちとこまるな»
«ミツバチを飼っているハチミツ職人は仕事をうしない、生活にこまるでしょう»
«む、それはいかん»
«ミツバチが花粉をはこんでいた花のおおくは、この国から姿をけしてしまいます»
王様はついにだまってしまいました。ことの重大さが、やっとわかったのです。
«王様、自然は微妙なバランスの上になりたっています。ミツバチも大切な一員です»
«そのとおりだ»と王様。«ミツバチに罪はない。兵隊をもどすことにしよう»

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