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![]() ![]() 王様はお姫様のベッドにつきっきりでした。 お姫様は目をさましたところでした。静かにほほえんで王様のはなしをきいていました。 «ああ、その画家に早くあいたいわ»とお姫様。«おれいをいうのが楽しみ» そのとき魔女がつかつかとへやにはいってきました。 «王様、重大なことをおしらせにまいりました»と魔女。 «ふむ。ここできこう» «姫様がミツバチにさされたのはよくない予兆です。なんとかしなくてはなりませぬ» «おおそうか。どうすればよいと考えるのか"» «ミツバチをすべて殺さねばなりません» これには王様もおどろきました。 «ミツバチをみな殺す(そのような必要があるのか"» «はい»と魔女。«これはミツバチ界がわが王国に反抗しはじめた証拠。そのきざしです» «ふうむ。たしかに姫をさすとはとんでもないミツバチだ» «わが王国はミツバチ界に報復しなければなりません。断固とした態度をみせるのです» 王様は腕をくんで考えていましたが、お姫様の髪をなでながらいいました。 «わかった。そのことはそなたにまかせよう» へやをでていく魔女をみおくったあとで、お姫様がいいました。 «わたし、ミツバチをうらんでなんかいないわ。ミツバチを殺すなんてよくないわ» «うむ»と王様。«まあすこしようすをみようじゃないか» ![]()
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