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煙山 力(けむりやま つとむ)
略歴
昭和13年11月28日生まれ(71歳)
秋田県美郷町(旧千畑町千屋)出身
昭和26年 千屋小学校卒業
昭和32年 県立横手高校卒業
昭和35年 東北大学教育学部中退
昭和50年5月〜平成11年4月 東京都文京区議会議員(6期連続当選)
平成6年
東京都文京区議会議長(3回目)
平成11年4月
東京都文京区長に当選
平成15年4月 東京都文京区長に再選
平成19年4月
東京都文京区長退任
(任期満了)
平成6年10月
東京都知事表彰(自治功労)
平成20年6月
秋田県知事表彰(緑化功労)
平成21年4月
叙勲(旭日小授章)
趣味 囲碁、ゴルフ、スポーツ観戦 |
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わが秋田は、なんといっても米どころ。今では「あきたこまち」は、有名ブランド。民謡の宝庫でもあり、郷土文化も稲作・豊作を願うものが多い。生地美郷町(六郷)に今も伝わるカマクラ「竹打ち」は、豊作祈願の火祭りだ。町が二手に分かれて長い青竹を持ち叩き合う奇習だ。一方の町が勝てば豊作。他方が勝てば米の値が上がるとしたもので、雪の中での戦いは熱気を帯びて、竹の先がちぎれ飛び、けが人も出るほどで、子供の頃は怖かったものだ。
あれから五十年余、雪の「かまくら」に水神さまを奉り、ローソクの灯りの中で、やき餅やみかんを食べた子供のころの楽しかった思い出も遠い過去となった。
仕事柄、「みどり」を大都市で増やすことに苦心するなど、有り余るほど自然に満ち溢れた中で育ち、およそ緑化など考えたこともなかった私には、今思うと苦笑ものだ。
新年会などでは、秋田生まれを知っていて、民謡を唄えといわれたが、少しは覚えているもののこれにも苦労した。カラオケで場を凌いだが、帰郷の折りには、同級生に習おうと思いつつ、話にふけってついその機をのがす。
あの風光明媚で、ゆったりとのびやかな故郷は、いつ帰ってもあたたかく迎えてくれる。かけがえのない田園地帯に育ったことに感謝する日々である。
人間形成において、幼少期の体験が、人格や人生観を大きく左右すると云われるが、私は、十和田や田沢の湖、怒濤の男鹿半島、小京都といわれる角館の武家屋敷、日本一の大曲の花火、大太鼓の花輪祭、幽玄な西馬音内(にしもない)盆踊りなど、数え上げれば切りがないほどにすばらしい自然環境と地方文化に満ちたふるさとに生を受け育ったことに誇りを持っている。
新年会などでは、秋田生まれを知っていて、民謡を唄えといわれたが、少しは覚えているもののこれにも苦労した。カラオケで場を凌いだが、帰郷の折りには、同級生に習おうと思いつつ、話にふけってついその機をのがす。
あの風光明媚で、ゆったりとのびやかな故郷は、いつ帰ってもあたたかく迎えてくれる。かけがえのない田園地帯に育ったことに感謝する日々である。
人間形成において、幼少期の体験が、人格や人生観を大きく左右すると云われるが、私は、十和田や田沢の湖、怒濤の男鹿半島、小京都といわれる角館の武家屋敷、日本一の大曲の花火、大太鼓の花輪祭、幽玄な西馬音内(にしもない)盆踊りなど、数え上げれば切りがないほどにすばらしい自然環境と地方文化に満ちたふるさとに生を受け育ったことに誇りを持っている。 |
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