山田養蜂場の品質管理

私たちは、「安心・安全」な製品だけをお届けするために、品質管理を徹底しています。

「かけがえのないひとりの人」のための健康を願い、徹底した品質管理を行っています

当社の製品づくりは、創業者の「娘の健康を守りたい」との想いから始まっています。そのため、当社は創業以来一貫して「家族に飲ませたい、使わせたいと思える製品品質」を追求してまいりました。
ミツバチ産品は、養蜂場の環境や養蜂家の技術、鮮度管理などによって品質の優劣が左右されるデリケートな天然素材です。それだけに品質管理には細心の注意が必要であり、当社では、ローヤルゼリー、プロポリス、はちみつなど、それぞれの素材の特性に応じて、鮮度や成分、残留農薬や抗生物質の分析など、さまざまな検査を実施。国内産・海外産とも、自社研究所および公的な第三者機関で安全性が実証されたものだけを製品化しています

放射性物質に対する当社商品の安全性について
山田養蜂場 健康科学研究所

ミツバチ産品の有用性の研究とともに当社の提供する製品の有用性・安全性を保証するため、有用成分の分析や農薬・抗生物質等の分析などを行っています。10億分の1の濃度(25mプール一杯のミツバチ産品に対してわずか一滴の農薬が混入した濃度)をも検出する、超高感度分析機器を導入しています。

山田養蜂場の品質管理の流れ (酵素分解ローヤルゼリーキングの場合)

1 すべてのローヤルゼリーの採取状況を記録


国内外の提携養蜂場で採取

国内・海外の直営および提携養蜂場

国内・海外に関わらず、直営養蜂場や提携養蜂場などではちみつを採取した際に、「いつ、どこで、誰が」採取したものかわかるように管理・記録しています。

チェックポイント
生産者の顔がみえるからこそ、安心してお届けすることができるのです。

2 原料(生ローヤルゼリー)検査


厚生労働省認定機関での分析結果

集荷工場・自社研究所および公的分析機関

製品の原料となるローヤルゼリーに対し、鮮度や味覚検査ののち農薬や抗生物質をはじめとした各種品質検査を実施。特に海外産の場合は、輸出入時の公的機関の検査を含め、8回の品質検査をクリアしたものだけを使用します。

チェックポイント
生のローヤルゼリーは、約65%が水分で残りが栄養成分です。
生の状態のまま常温で放置しておくと光、熱、酸素、水分などにより品質が劣化します。山田養蜂場では天然の成分をできるだけ新鮮な状態でお客さまにお届けするために、採取したローヤルゼリーをただちに冷凍保存します。その後、製品化の過程で解凍、ろ過し、不純物を取り除きます。

3 製品化(粒)工程検査


製品化の工程でも、入念な品質検査を実施

製品工場

当社基準をクリアしたローヤルゼリーだけを、酵素分解し、製品化。この過程でも、デセン酸量検査・酵素分解度・微生物検査・重金属の有無・粒の硬度・欠けなどの品質検査を行い、有用性・安全性を確認します。

チェックポイント

ローヤルゼリーに含まれる良質のタンパク質を酵素を利用して細切れのペプチドに分解することで、従来製品よりも、ペプチドの構成成分であるアミノ酸を体内へ摂取しやすくしています。このペプチドは健康維持へのさまざまな有用性が期待されています。

ローヤルゼリー以外の副原材料にもこだわり、すべて身体にやさしい天然由来の素材を使用しています。たとえば、貝カルシウムは、国産のホタテ貝殻から採取したものを使用。また、大豆イソフラボンの原料には遺伝子操作を行っている大豆は一切使用しておりません。
粒状にする工程やコーティングに用いる副原材料についても、合成の添加物は一切使わず、身体にやさしい商品づくりを行っています。

4 最終製品検査


充填工場、出荷センターでも検品を実施

充填工場〜出荷センター

品質を確認した酵素分解ローヤルゼリーキングの粒をビンに充填する際にも、万が一の異物の混入や粒不足が発生しないよう、金属探知機による検査や製品重量検査を行います。また、梱包の際にもパッケージに汚れなどがないか検品した上でお届けしています。

チェックポイント
製品化されたローヤルゼリーの一粒一粒を、最初は機械で、そして最後は検品担当者の目によって厳しくチェック。粒の欠けたものなどを取り除いていきます。この検査をクリアしたものだけが、お客さまの元に届けられます。

ミツバチ産品の特性に応じた品質検査

山田養蜂場のミツバチ産品は、それぞれ下記の検査項目に合格したものだけをお届けしています。安心してお召し上がりください

ローヤルゼリーの品質検査項目
  • 外観検査
  • 抗生物質検査
  • 味覚検査
  • 合成抗菌剤検査
  • 鮮度確認
  • 残留農薬検査
  • 成分検査
  • 重金属検査
  • デセン酸量検査
  • 酵素分解度検査
  • 微生物検査
  • 最終製品検査
プロポリスの品質検査項目
  • 外観検査
  • 微生物検査
  • 味覚検査
  • 抗生物質検査
  • 芳香確認
  • 重金属検査
  • 成分検査
  • フラボノイド量検査
  • アルテピリンC量検査
  • p-クマル酸当量検査
  • 最終製品検査

高品質なミツバチ産品への取り組みは、養蜂場から始まっています。

ミツバチ産品の品質は、養蜂場の立地環境とミツバチを育てる養蜂家の誇りと技術、そして採取後の品質管理で決まります。山田養蜂場の「ひとりの人のため」の製品作りは、養蜂場から始まっています。

豊かな植生に恵まれた養蜂場が、良質のミツバチ産品を育む。


自然豊かなブラジル:ミナス・ジェライス州

ミツバチの行動範囲にいかに恵まれた蜜源植物や起源植物があるかが養蜂場の優劣を決定します。
そのため国内、海外の直営及び提携養蜂場ともに、植生に恵まれた土地に設置。中国浙江省では、より高品質なミツバチ産品の生産のために、ミツバチの行動範囲半径3km以内に農薬散布を行った農場がなく、半径30km以内に化学工場などのない直営有機養蜂場の設置にも取り組んでいます。
他にもブラジルでは、提携養蜂家とともに養蜂場付近へプロポリス起源植物であるバッカリス・ドゥラクンクリフォリアの植樹を実施しています。

優れた養蜂技術と経験を持つ養蜂家ネットワーク。

恵まれた環境にあっても、信頼できる養蜂家がいなければ品質は約束されません。当社では、国内はもちろん、ルーマニア、ブラジル、中国をはじめとする世界各地に、養蜂家のネットワークを構築。
ミツバチの健康状態を養蜂日記に記録する中国浙江省の胡さんや、鮮度の良いプロポリス採取のために巣箱の改良に取り組むブラジルのマルコス兄弟など、「本物のミツバチ産品だけを届けたい」という同じ志を持った養蜂家とともに、より高い品質を追求しています。


中国浙江省にある、直営の有機養蜂場

ブラジルの提携養蜂家・マルコス兄弟

中国の直営養蜂場で活躍する養蜂歴20年の養蜂家・胡さん