みつろう製品の商品一覧
みつろうとは
ミツバチがはちみつを食べて分泌する天然のロウで、巣の材料となります。ミツバチが集めた花粉が色素として含まれ、白・黄色・クリーム色などバリエーションがあります。口紅や医療品、お菓子など食品の原料にも使われている安心の素材です。
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みつろうの詳細
みつろうとは、ミツバチが巣を作るときに分泌する100%天然のロウの事です。
別名、ビーワックス(beeswax)とも呼ばれます。
見た目は、薄い紙のようなうろこ状で、ミツバチが巣房(正六角形の部屋)を作る際にみつろうを上手に口に運んでは咀嚼し、こねて、驚くほど正確に巣房を作っているのです。
巣房はミツバチたちの住まいであり、子育ての部屋にもなれば、はちみつや花粉などの貯蔵庫にもなります。
しっかり固められたみつろうはとても頑丈で、1kgのみつろうには、なんと22kgもの重みに耐える強さがあります。
みつろうの主な成分
みつろうは、生産するミツバチの種類によって成分の比率が少し異なりますが、ワックスエステルが概ね70%前後をしめています。
ワックスエステルは、人間の皮脂の中にもあり、保湿力に優れた油剤です。肌になじみやすく保湿力に優れています。そのため、みつろうは化粧品の原料としても広く使われています。
みつろうの歴史
みつろうは、ミツバチの巣から得られたものを溶かして固めた後、さまざまな用途で利用されてきました。
その歴史は古く、紀元前5000年のエジプトでは、ロウソクの材料として用いられていました。
みつろうを使ったキャンドル
また、中世ヨーロッパでは、軟膏クリームを調合するための材料や容器のフタ、窓ガラスの代用品として幅広い生活シーンで重宝されてきました。
窓ガラスとして使用したものを再現した様子
さらに、5〜15世紀ごろには通貨としても使用されていたことから、みつろうは当時の人々にとって大変貴重な素材であったと考えられます。
みつろうが使われている製品
養蜂業が発達し、現在では、みつろうは多くの工業製品に用いられるようになりました。特に化粧品では天然の乳化剤として注目されており、現在では、油剤原料のひとつとして活用されています。
- 生活雑貨
- ワックス、キャンドル
- 化粧品
- クリーム、乳液、リップクリーム
- 医療品
- ソフトカプセル、塗り薬などの基材
- 文房具
- クレヨン、鉛筆
- 食品製造の型
- 工業用の油剤
- 繊維油剤(布を織る前に糸に施しておき、織機による摩擦をふせぐ)、高分子樹脂滑剤
みつろうの製品
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