マヌカハニーの効果とは?成分や選び方を紹介
【この記事の監修者】
山田養蜂場 片岡
- 看護栄養学部 栄養学科卒業
- 管理栄養士、NR・サプリメントアドバイザー、日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ
健康習慣として注目されるマヌカハニー。「普通のはちみつと何が違うの?」「私にはどのMG値が良いの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
マヌカハニーは、天然成分メチルグリオキサールを豊富に含み、日々の健康を支える存在として世界中で愛用されています。この記事では、一般的なはちみつとの違いから、自分にぴったりのマヌカハニーの選び方、毎日の美味しい取り入れ方まで詳しく解説します。
マヌカハニーとはどんなはちみつ?
マヌカハニーの蜜源であるマヌカの木は、ニュージーランドに自生する、世界でも珍しい植物です。マヌカは、春から夏にかけて白い可憐な花を咲かせます。その花から採れるマヌカハニーは、特有の爽やかなハーブの香りと濃厚でコクのある味わいが特徴。先住民族であるマオリの人々は、昔からマヌカハニーを健康に役立てており、近年は高い抗菌活性※が注目されています。限られた土地でしか自生せず、生産量も安定しないことから「希少なはちみつ」として扱われています。
マヌカハニーの特性
マヌカハニーは、一般的なはちみつと同様に、ブドウ糖などの炭水化物をはじめとして、ビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれています。中でもマヌカハニーの特長として知られるのは、抗菌活性※成分「メチルグリオキサール(MG)」。マヌカハニーは、アカシア蜂蜜やレンゲ蜂蜜などの一般的なはちみつにはほとんど含まれない「メチルグリオキサール」が含まれていることから、その有用性が注目されています。
※成分の特性のこと
マヌカハニーが持つ効果
マヌカハニーは、ニュージーランドの先住民が古くから愛用してきた希少な蜂蜜です。現代でも健康維持に欠かせないその優れた効果や特徴について説明します。
昔から親しまれてきたマヌカ
ニュージーランドの先住民マオリ族は、マヌカの木を「復活の木」「癒しの木」と呼び、早くからその葉や樹液の働きに着目していました。そして、その花から採れるマヌカハニーには抗菌活性※成分が多く含まれており、肌にマヌカハニーを直接塗ってケアするなど、昔から健康に役立ててきたそうです。
健康を支える「メチルグリオキサール(MG)」
健康に良いことで注目されるマヌカハニー。その最大の理由は、特長成分の「メチルグリオキサール(MG)」にあります。メチルグリオキサールは、マヌカの花蜜に含まれる物質が変化してできる天然の産物。今では世界各地から注目されるはちみつとなり、さまざまな研究がなされています。一般的なはちみつにも、酵素によって発生する過酸化水素の力が備わっていますが、マヌカハニーはこれに加え、メチルグリオキサールを含んでいることから健康維持に役立つことが期待されているのです。
▼一般的なはちみつとマヌカ蜂蜜の含有成分(MG) 比較
※当社(山田養蜂場 健康科学研究所)調べ
※1抗菌活性成分メチルグリオキサール含有量/MG値100相当のマヌカ蜂蜜と一般的な蜂蜜との1kgあたりの比較
※2“Identification and quantification of methylglyoxal as the dominant antibacterial constituent of Manuka(Leptospermum scoparium)honeys from New Zealand”
マヌカハニーの指標とは?
マヌカハニーのメリットを最大限に引き出すためには、パッケージなどに記載される「MG(MGO)」や「UMF」という数値を正しく理解することが大切です。
MG(MGO)
MGは、メチルグリオキサールの略で、メチルグリオキサールの含有量を示す指標です。マヌカハニー1kgに対して、何mgのメチルグリオキサールが含まれているかを表しています。
例えば、MG100であれば、マヌカハニー1kg中におよそ100mgのメチルグリオキサールが含まれていることになります。
UMF
UMFは黄色ブドウ球菌に対する抗菌※の強さをフェノール液という消毒液に置き換えて表した指標です。 例えば、UMF5+であれば、5%フェノール溶液の濃度と同等の抗菌活性※をもつということになります。
ちなみに、MG値とUMFは相関関係にあり、比較すると次の表のようになります。
▼UMF/MG 相関
| UMF 数値 | MG (含有量、mg/kg) |
|---|---|
| UMF6 | MG113 |
| UMF7 | MG146 |
| UMF8 | MG182 |
| UMF9 | MG222 |
| UMF10 | MG263 |
| UMF12 | MG356 |
| UMF15 | MG514 |
| UMF20 | MG829 |
| UMF25 | MG1200 |
出典:UMFHA(ユニークマヌカファクターはちみつ協会)
山田養蜂場では抗菌活性※成分を定量するため、確証性が高く、エビデンスに適しているMGを基準に商品グレードを定めています。
おすすめのMG値
山田養蜂場では、初めての方から本格的な健康管理を目指す方まで幅広くお役立ていただけるよう、MG50+からMG1200+まで6種類のマヌカ蜂蜜を取り揃えています。※2026年2月時点
数値が高くなるほど希少性も増し、特有の芳醇な風味もより強く感じやすい傾向にあります。
ここでは、目的に合わせたおすすめのMGの目安をご紹介します。
-
MG50+
・マヌカ蜂蜜をまずは手軽に試してみたい方
・お子さまでも食べやすいマヌカ蜂蜜をお求めの方
-
MG100+
・マヌカ蜂蜜を初めて召し上がる方
・健康管理のためにマヌカ蜂蜜を試してみたい方
-
MG250+
・抗菌活性※の高いワンランク上のマヌカ蜂蜜を食べたい方
・食品で手軽な健康習慣を始めたい方
-
MG350+
・抗菌活性※成分を多く含むハイグレードなマヌカ蜂蜜を毎日とり続けたい方
・健康管理を意識している方
-
MG500+/MG1200+
・業界トップクラスの抗菌活性※成分を含んだマヌカ蜂蜜を取り入れたい方
・気になる時季を乗り切りたい方
山田養蜂場のマヌカ蜂蜜の特徴
山田養蜂場では、「健康のためにマヌカ蜂蜜を取り入れたいけど味が不安…」というお客様のために、独自の技術を用いてマヌカ蜂蜜を“クリーム化”しています。
はちみつは温度が低くなることで、はちみつ内の花粉を核にして自然に結晶していきます。山田養蜂場では、あえてマヌカ蜂蜜をきめ細やかに結晶させ、クリーム状にすることで、特有の風味をやわらげ、マイルドな味わいに仕上げています。
✯独自技術「クリーム化」について動画で解説!
マヌカハニーを安全に楽しむための注意点
マヌカハニーの効果を存分に活かすためにも、安全上の注意点は必ず押さえておきましょう。ご家庭で安全にマヌカハニーを楽しむための、基本的なポイントをご紹介します。
糖分・カロリーの摂りすぎ
はちみつは、ティースプーン1杯(約4g)あたり約12kcalあり、その成分の約80%が糖分でできています。 マヌカハニーには「メチルグリオキサール」をはじめとして、身体に嬉しい成分が含まれており、上白糖よりもカロリーが低い甘味料ですが、食べすぎてしまうと、糖分やカロリーの過剰摂取につながることも。日々の生活にバランスよく取り入れて、健康的にはちみつを楽しみましょう。
ボツリヌス菌
はちみつには、ごく少量ですが『ボツリヌス菌の芽胞(がほう)』が含まれていることがあります。この芽胞は健康な成人には無害ですが、免疫の仕組みが完全にできあがっていない1歳未満の乳児の身体には大きなリスクをもたらします。そのため、満1歳未満の乳児には、はちみつやはちみつを使用した商品を与えないようご注意ください。
ボツリヌス菌について詳しくはこちら山田養蜂場のおすすめはちみつ
独自技術の「クリーム化」で、マイルドな風味と生キャラメルのようになめらかな口当たりに仕上げたマヌカ蜂蜜。山田養蜂場ではMGの値が異なるマヌカ蜂蜜を複数取り揃えていますが、初めてマヌカ蜂蜜を召し上がる方には、マヌカ蜂蜜MG100+から試していただくのがおすすめです。
マヌカハニーの食べ方
マヌカハニーは、スプーンですくってそのまま食べたり、毎日のパンやヨーグルトにかけたりして、美味しくお召し上がりいただけます。
また、季節の変わり目の体調管理には、温かい紅茶に加えるのもおすすめ。紅茶にひとさじ加えれば、マヌカハニーのハーブのような爽やかな香りが引き立ち、贅沢なティータイムを楽しめます。
▼ミルク&マヌカ蜂蜜を使ったマヌカハニーミルクティー
さらに、マヌカハニーはお料理に活用することもできます。 ここでは山田養蜂場おすすめのマヌカハニーを使ったレシピを2種類ご紹介します。
▼マヌカ蜂蜜で作る♪照り焼き豚こまハニーボール
▼マヌカ蜂蜜を使ったよだれ鶏
まとめ
ニュージーランドなどの限られた地域で採れる、希少なマヌカハニー。その最大の特長は、一般的なはちみつにはほとんど含まれない天然成分「メチルグリオキサール」が豊富に含まれている点にあります。 マヌカハニーを健康のために取り入れるには、MGやUMFなどの数値の意味を理解し、自分に合ったものを選ぶことがポイント。特有の風味が不安な方には、まろやかで食べやすいクリームタイプもおすすめです。 自然の恵みを賢く取り入れて、いきいきとした毎日を過ごしましょう。
